【刈谷市立朝日小】ペア交流による読み聞かせ
- 公開日
- 2016/08/29
- 更新日
- 2016/08/29
ちょっといい話
本校では、読書に親しみ、豊かな心を育てるために、6月に図書館祭りを設定し、読書郵便やブックビンゴなど、子どもたちが楽しみながら読書に親しむ工夫をしています。その中の一つの活動として、兄弟学級でペアを組み、読み聞かせを行っています。6年生と1年生、5年生と3年生、4年生と2年生がペアとなり、読み聞かせをします。読み聞かせを通して、多くの本と触れ合うと同時に、兄弟学級として親交を深めていくのに大切な活動となっています。
高学年のクラスでは、ペアの子を思い浮かべながら本を選んだり、クラスの子を低学年に見立てて読み聞かせの練習を行ったりして、準備を進めてきました。いつもは本をあまり読まない子も、担任にうれしそうに「先生、もう本を選んだよ。この本なら喜んでくれると思うんだ」と話している姿が印象的でした。読み聞かせ当日も、欠席した友達のために「先生、私がペアの子を二人見ます」と言ったり、声色を工夫して読んでいたりする姿に高学年の頼もしさを感じました。ペアの低学年の子も、「また読んでほしい。楽しかった」と言いながら自分の学級に戻っていく姿が見られました。
これを機に、兄弟学級の活動を活発にし、相手のことを大切にしながら思いやる気持ちを育てていきたいと思います。