モラルBOX日記

【半田市立花園小】情報モラル活動

公開日
2016/08/29
更新日
2016/08/29

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

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<その1「人の作ったものを大切に」>
 1年生で「人の作ったものを大切に」の授業を行いました。「コウタが一生懸命に描いたクワガタの絵を兄が落書きだと思い込み、勝手にザリガニに描きかえてしまった」という話。映像を見せながら考えさせたので、絵を描きかえられたコウタの気持ちを容易に想像することができました。「なんじかんもかけてかいたのに、くやしい」「みんなにみせたかったのに、かなしい」「あーあ、いやだなあ」などコウタの気持ちに寄り添うことができました。コウタの兄はコウタの気持ちを考えずに行動してしまったことがよくなかったという意見も話合いの中で出されました。「人の気持ちをきちんと考えて行動することが大切で、人がつくったものは大切にしなければならない」ということは1年生にもよく理解できました。

<その2「その情報本当かな?」>
 3年生では、情報を正しく安全に利用することができるようになることを目指して「その情報本当かな?」の授業を行いました。コンテンツ「あんしん・あんぜん情報モラル」を利用しました。ホームページに掲載された富士山の噴火や巨大地震の予知情報がシミュレーションで示され、その情報が本当なのかどうか、信用してよいのかどうかを話し合いました。
 同じ情報を目の当たりにしても、「あやしいと思うけど、本当に起こるかもしれないから、うその情報とは決めつけることはできない」と考える児童がいる一方、「情報の出所がわからない。みんなに注目してもらいたい気持ちだけでこんなことを書いてしまったのかもしれない」「テレビや新聞で同じ情報が流れないのはおかしい」などの根拠をもとに信用するべき情報ではないと主張する児童がいました。
 話合いの終盤では、今回のように火山の噴火や巨大地震の情報に限らず、ホームページやSNSで見つけた情報が本当かどうかを確かめる方法や、信じてよいかどうかわからない情報への対処方法を扱いました。
 インターネット上の情報に限らず、友達に言われたことをうのみにしてトラブルに発展してしまった例を取り上げ、目の前の情報が本当かどうかを考えて行動することがふだんの生活の中でも大切だということにも気づくことができた児童も多くいました。