【日進市立東小】「ハッピーフェスティバル」による異学年交流
- 公開日
- 2016/08/30
- 更新日
- 2016/08/30
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校の児童は、集団の中で気持ちよく生活するためのルールを守ろうという意識の高い児童が多く、分団登下校やペア学年清掃活動などの異学年交流では、高学年児童が低学年児童を優しく面倒をみる場面がよく見られます。さらに、人との関わりを充実させるために、「ハッピー!フェスティバル」という児童会主催行事を毎年6月に実施しています。
活動のねらいは、異学年交流を深めることと、高学年の児童が立場や役割を自覚し自主的な活動ができるようにするという2点です。具体的な内容は、5、6年生が簡単なゲームを楽しめることができる店を出し、その店を異学年合同の少人数班(1・5・6年班、2・3・4年班)で回るというものです。本年度も店の内容の決定・準備・運営はすべて高学年児童が自主的に取り組み、また店回りをする異学年で編成した少人数班では、低学年児童を優しくエスコートする高学年児童の姿が多く見られ、全校児童が異学年の児童との交流を楽しむことができました。児童からは、「1年生を連れていくのは、大変だったけど、『ありがとう』と言われ、うれしかった」「5・6年生が考えてくれたお店が楽しかった」、保護者からは、「この活動を通して、低学年を思いやる意識が強くなったようだ」「6年生が、優しく連れていってくれたと喜んで話していた」という感想が寄せられました。また、行事のまとめとして、取材報告の掲示物や児童会新聞を作成し、自分たちで行事を振り返り、全校で楽しかったことを分かち合いました。
人との関わりに焦点を当てた「ハッピー!フェスティバル」は、豊かな心を育てるために大きな役割を果たしています。