【春日井市立坂下中】情報モラル教室に参加しました
- 公開日
- 2016/09/08
- 更新日
- 2016/09/08
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では毎年、ケータイやスマホでの様々な利用実態から起こる問題を知ることから、トラブルに巻き込まれない利用法を身に付けさせることを目的として、春日井警察署生活安全課の方を講師に招き、情報モラル教室を開いています。今年は『サイバー犯罪の現状と対策』というテーマでお話をうかがいました。インターネットや携帯電話の普及により、生活は随分と便利になりました。しかし、使い方を誤ると、犯罪に巻き込まれたり、違法ダウンロードなど、知らないうちに私たち自身が罪を犯してしまったりする危険と隣り合わせである現状や私たちが手にしている情報の取扱い方についてお話を頂きました。
2年生で行った緊急アンケートの中で、(1)あなたは、携帯電話やスマートフォンなど、インターネットに接続できる機器を使っていますか。という質問に「持っている」と答えた人は146人中79%、(2)現在、LINEをしていますか。という質問に「している」と答えた人は146人中60%でした。この結果からも分かるように、中学生にとって身近な無料通話アプリ、LINEのトラブルについてのお話では、生徒たちの表情は真剣そのものでした。
講演後の生徒たちの感想は「私もスマホを持っているので気を付けたいです。自分を守るためにフィルター機能などの設定があるそうなので利用したいと思います(3年)」「インターネットは便利だけれど、顔がわからないから犯罪に巻き込まれるリスクも高いなと思いました。私自身も、ネットで人を傷つける発言をしてしまうかもしれないので、被害者にも加害者にもならないように気を付けたいです(2年)」といった感想がありました。情報モラルに従って、安全に使用することも大事ですが、トラブルになったときや困ったときは、周りの大人に相談することも大事であるという指導とあわせて、生徒たちの情報モラル意識を更に高めていきたいと考えています。