モラルBOX日記

【春日井市東高森台小学校】縦割り班で取り組む運動会

公開日
2016/09/16
更新日
2016/09/16

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、学校生活の中で積極的に縦割り班活動に取り組み、子どもたちの心の教育を進めています。縦割り班の主な行事は、「春のオリエンテーリング」、「運動会」、「卒業生を送る会」などとなっています。学校周辺が自然に囲まれた地域であることもあって、班の名称が全て花の名前が付けられていることが、活動の雰囲気づくりに役立っています。

 2学期には、縦割り班が、紅白に分かれて運動会を行います。応援団長を中心に各班長が班員をまとめながら応援をしたり、全校種目「大玉送り」や音楽遊戯「春日井よいとこ」に取り組みます。練習の段階から、高学年が班員の先頭に立って声をかけ、元気に活動している姿を見ている低学年の児童にとっては、活動に対する姿勢を学習する機会となり、次年度の活動に役立っています。

 控え席が班ごとなので、周りの仲間から、頑張ったことを褒められたり、できなかったことを励まされたりすることを経験することができます。また、地域の方の指導による親子での音楽遊戯もあり、校区のお年寄り・親子・保護者同士の触れ合いの場となっています。

 縦割り班による運動会では、学年の枠を超えての「協力・団結・励まし」が、子どもたちの心の結びつきを深め、校区の人々との触れ合いが、優しさや思いやりを育てることにつながっています。このような取組の積み重ねが、心の教育の推進に大きな役割を果たしています。