【蟹江町立新蟹江小】情報機器の正しい使い方
- 公開日
- 2016/11/16
- 更新日
- 2016/11/16
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
近年、インターネットが普及し、自分専用の携帯電話やタブレットを持つ児童が増えてきています。それは本校の児童も例外ではなく、メールなどのトラブルも実際に起こってきています。そこで、情報化社会における情報端末の正しい利用の仕方や、正しく活用するために的確な判断ができる力を身につけるために、6年生に授業を行いました。学習課題を「情報機器の正しい使い方について考えよう」と設定し、FREE Wi-Fiについて意見を出し合いました。Wi-FiやFREE Wi-Fiのマークを見たことがある児童は9割近く、実際に利用したことのある児童も4割ほどいました。使っている機器はゲーム機器が多く、Wi-Fiを利用してオンラインでゲームをしたり、動画サイトを見たりしているようでした。
自分たちの経験を基に、Wi-Fiの便利なところと危険なところについて付箋紙を使ったワークショップを行いました。各グループでは、「動画が見放題」「いつでも調べたいことが調べられる」など便利なところが多く発表され、「乗っ取られる」「個人情報流出」などの危険なところも発表されました。インターネットの利用とWi-Fiの違いが不明確で、「いじめにつながる」「課金」「勝手にグループに追加される」などの意見も見られました。授業の感想では「インターネットは危険性もあるので、使い方に気を付けたい」といったものも多く見られました。無料のWi-Fiスポットでは誰でもつなげることができる反面、セキュリティが弱いことが多く、攻撃者の絶好の標的になっています。このことを児童が認識できるように、また、児童が被害者にならないように今後も指導を行っていきます。