モラルBOX日記

【安城市立安祥中学校】「ありがとう」のあふれる安祥中学校

公開日
2016/11/16
更新日
2016/11/16

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 安城市では「命の教育」の推進をしています。
 本年度、本校の取組の一つ目は、「ありがとうのあふれる安祥中学校をつくろう」です。年度当初から、教師も生徒もたくさん「ありがとう」の言葉を言うようにしています。相手を尊重し感謝する気持ちを伝えるとともに、「ありがとう」と言われる「わたし」になることで「自分が人の役に立った」と感じ、自己有用感を高めることができると考えています。
 生徒会では「咲かそう 満開の花 ありがとうから始まる笑顔の一歩」をスローガンに、体育大会や文化祭などの行事に取り組んできました。保健委員会では「サンキューキャンペーン」と題して「ありがとう」の言葉を1日に何回言ったか、又は言われたかをお互いに意識する活動を行っています。体育大会の閉会式では、生徒会長がみんなのためにがんばってくれた仲間や、自分たちを応援してくれた保護者・先生に感謝の気持ちを伝えようと音頭をとり、全校生徒で「ありがとう」を言うことができました。生徒だけでなく、保護者や教師にもすてきな思い出として心に残りました。
 二つ目は道徳の授業の充実です。10月8日(土)には全学級で道徳の授業参観を行いました。(写真)この日の授業のテーマはもちろん「命」。様々な資料から「命」について真剣に考え、意見を発表する生徒の姿が見られました。以下に道徳のノートに書かれた生徒の意見の一部を紹介します。

・「この授業を通して命の大切さを改めて実感しました。7月に起きた障害者が殺されてしまう事件については命への冒涜(ぼうとく)だと思います。難病であれ、障害者であれ、命の価値は変わらないと思います」(3年男子)
・「生きることの意味を考えることができました。本当に小さくても、些細なことでも喜びを感じたら、素直に喜ぶだけで周りの人を笑顔にすることができること、動けなくても人のためにできることがあるとわかりました」(3年女子)
・「こうやってみんなで命について話し合ってみると、ふだんは深く考えることはなかったけれど、よく考えることができてよかった」(2年男子)
・「生きているだけでみんなが幸せになる。自分も幸せなんだと改めて思いました。この授業をやってよかったです」(1年女子)