モラルBOX日記

【弥富市立白鳥小】地域のボランティアの方とともに

公開日
2016/11/29
更新日
2016/11/29

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校では、教育目標「知、徳、体の調和がとれ、主体的により良い生き方を実践しようとする子どもの育成」を目指して、地域のボランティアの方の御指導の下、大根、じゃがいも、さつまいもなどの食物栽培の実践に取り組んでいます。
「苗はこんなふうに、お日様が通る方に向けて植えますよ」
「お芋を傷つけないように、まわりからそっと土を掘ってごらん」
 ボランティアの方の御指導をしっかりと聞いて、真剣に活動に取り組んできました。苗植え、水やり、草取りを通して、大きく葉を伸ばし、どんどんと生長する様子に目を見張りました。そして、待ちに待った収穫のとき。
「たくさんのじゃがいも、大きなさつまいもができました」
 畑は児童の驚きと歓声でいっぱいになりました。
「ボランティアの先生は、何でも知っててすごいね」
「こんなにたくさんのお芋はボランティアの先生のお世話のおかげです。ありがとうございました!!」
 感謝の言葉が子どもたちの口々にあふれました。
 たくさんのじゃがいもは、ポテトチップスにしたり、給食のシチューに入れたりして、おいしくいただきました。さつまいもを収穫した日には、ボランティアの先生を囲んで楽しい給食会を開きました。次は、感謝の気持ちを込めて「さつまいもパーティー」を開く予定です。たくさんの児童の笑顔に、ボランティアの方も笑顔いっぱい。畑に、教室に笑顔の輪が広がりました。
 1年間を通して共に活動することにより、お年寄りの方の知恵や優しさに触れ、敬老の心が大きく育まれています。そして、共に生きる温かさに包まれ、子どもたちの豊かな心情が育っています。