モラルBOX日記

【稲沢市立治郎丸中】温かい心を育む募金活動

公開日
2016/12/06
更新日
2016/12/06

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では教育目標に「生涯にわたり、社会の変化に適応でき、豊かな心をもってたくましく生きるための意欲・力を育成する」を掲げて教育活動に取り組んでいます。そこで、生徒会活動では、集団や社会の一員として、協力して諸問題を解決しようとする自主的・実践的な態度を育てるための取組の1つとして募金活動を行っています。熊本地震のときには、生徒会役員で熊本の現状を伝えるスライドを作成し、全校生徒の前で発表しました。生徒たちは、真剣な表情で聞き入り、被災地へ思いをはせている様子でした。また、各クラスの代議員が、ポスターを作成し、それぞれのクラスで募金への呼びかけを行いました。それぞれの言葉で被災地に対する思いを語り、被災地の方々の手助けをしたいという思いを高めることができました。3日間かけて行われた実際の募金活動では、生徒会役員や代議員の「募金に協力してください」という熱心な声かけが響き、多くの生徒の協力する姿が見られました。
 11月には、赤い羽根共同募金を行いました。朝会では、再び生徒会役員が中心となり、募金の使われ方などを全校生徒と一緒に考えました。そこでは、私たちの生活とも関わりのある募金であることを学ぶことができました。今回も代議員はポスターを作って呼びかけを行い、前回を上回る多くの募金を集めることができました。
 こうした活動により、生徒一人一人が、困っている人や社会のことを真剣に考え、自分にできることをする、そんな温かい心を育んでいます。