【あま市立正則小】思いやりの心を育てよう!(ソーシャルスキルトレーニングを通して)
- 公開日
- 2016/12/19
- 更新日
- 2016/12/19
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
あま市立正則小学校は、 名古屋市の西部に隣接し、田畑に住宅地が点在しています。子どもたちは、素直で穏やかな性格である反面、相手の立場を考えずに話したり、自分の思いをうまく伝えられなかったりする場面があり、時として、それが原因でトラブルになることもあります。そこで本年度の道徳や学級活動は、ソーシャルスキルトレーニングを取り入れた年間指導計画を作成し取り組んでいます。
2学期の保健集会(4〜6年生)では、「聴き名人になろう」というタイトルで、悪い聴き方と、良い聴き方の2つの聴き方を体験し、思いやりをもった聴き方のトレーニングをしました。話し手と聴き手、オブザーバーの3人一組で活動し、オブザーバーは、良い聴き方のチェックをしました。感想の一部を紹介します。
・自分が話しているときに、悪い聴き方をされると、相手は聴く気がないと感じて話をやめたくなる。(6年男子)
・よい聴き方の時はきちんと聴いてくれていると感じ、うれしくなる。話しやすくなる。(5年男子)
・しっかり見てうなずきながら聴くと、話がよく分かった。聴きやすいと思った。(6年女子)
・よい聴き方で聞かれると、笑顔をもらえたような気がした。(4年女子)
このように、話し手だけでなく、聴き手の気付きについての感想もたくさん見られました。学習した内容が日常の会話に生かされていくよう、今後も、「聴き名人」を目指してソーシャルスキルトレーニングに取り組んでいきます。