モラルBOX日記

【東海市立名和中】無料通話アプリに潜む危険について学習しました

公開日
2016/12/21
更新日
2016/12/21

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 本校では、多くの生徒がスマホやパソコンなどを利用して、無料通話アプリやインターネットに親しみ、便利に使用しています。その一方で、無料通話アプリでの会話や、インターネット上の何げない書き込みが原因のトラブルも、少なからず発生していました。そこで、東海警察署の方を招いて、「情報モラル」についての授業を行っていただきました。

 授業では、多くの生徒が利用している無料通話アプリによって思わぬトラブルに巻き込まれてしまう危険について教えていただきました。「既読」がつく機能がコミュニケーションの負担になったり、ネット依存やネット中毒につながったりすることや、突然の仲間外れなどによっていじめの道具になり得ること、また情報漏えいやチェーンメールなど人の迷惑や重大なトラブルにつながる可能性があることなどを知り、ふだん意識することを忘れがちである「危険」に改めて気付かされる内容でした。そして、ルールやモラルを守るために、「書き込みやクリックする前にもう一度考えること」、「簡単に信用しないこと」、「自分一人で悩まず誰かに相談すること」という3点の大切なことも教えていただきました。

 生徒らは真剣な表情で授業を受け、今一度自分の生活を振り返ることができました。そして、「今後は今以上に気を付けて使いたい」、「友達とよい関係を作るための道具にしたい」など、前向きな感想をもつことができました。