モラルBOX日記

【稲沢市立稲沢西小学校】うさぎもわたしも生きている

公開日
2017/01/10
更新日
2017/01/10

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、生き物への親しみをもたせ、命について考える機会として、毎年、1年生で「うさぎのふれあい教室」を行っています。2名の獣医師さんの協力の下、クイズ形式による、うさぎの特徴についての説明を聞いた後、実際に一人一人がうさぎを膝の上に抱いて目や耳のつくり、体温、手触りなどを体感しました。待ち時間には、うさぎの特徴を捉えながら、細かくスケッチを行いました。また、自分の心臓の音とうさぎの心臓の音を聴診器で聴き比べる活動も行い、自分の鼓動よりうさぎの鼓動の方が速いことを知ったり、小さな生き物でも、確かに生きているという実感を得たりすることができました。一人一人が身近に触れ合えるよう、クラスごとに4回実施したこともあり、「見る」「触れる」「聴く」「嗅ぐ」などの五感を使ってうさぎと触れ合い、自分たち人間と同じ「命」を実感することができたようです。
 今年度は、飼育していたうさぎが死んでしまったり、新たにうさぎの赤ちゃんが誕生したりしたこともあったため、うさぎを通して、一段と命の尊さを感じることができました。
 今後も、日々の生活の中や、道徳などの時間を通して、命の大切さについて考えていきたいと思います。