【春日井市立知多中】スマートフォンや携帯の利用に関連した危険やトラブルを未然に防ぐために
- 公開日
- 2017/01/12
- 更新日
- 2017/01/12
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
ネット上のコミュニケーションツールとして利用されているSNSやコミュニケーションアプリは、便利な道具であると同時に、使い方次第で、誰かを傷つける道具にもなりかねない。本校においても、こういったコミュニケーションツールを利用している生徒は年々増加し、これらへの依存度も高くなってきている。また、使いすぎによる睡眠時間や勉強時間の減少やトラブルに巻き込まれる生徒も少なからずいる。
このような状況を受け、本校では、昨年度より全校生徒対象に、外部講師を招き、情報モラル教室を行っている。今年度は、スマートフォンや携帯電話の利用に関連した危険やトラブルを未然に防ぐための対処方法を学習する「スマホ・ケータイ安全教室」を開催した。安全教室では、「SNSで制服姿の写真を公開すると、この後、どんなトラブルに巻き込まれるのか?」「悪ふざけの様子をSNSで公開すると、この後、どんな影響があるのか?」などを生徒同士の話合い活動や動画を交えながら、今後トラブルに巻き込まれないようにするための具体的な対策方法を学習することができた。中高生が関連した事件やトラブルを生徒は身近な問題としてとらえ、興味深く聴き入っていた。スマホを利用したコミュニケーションは、直感的な短い言葉によるコミュニケーションであるので、勘違いされたり、自分の思いがうまく伝わらなかったりする場合もあることから、文章を丁寧に書くこと、会って話すことの大切さについても理解することができた。
安全教室で講師の方がおっしゃった「この動画を見て、笑いましたよね。笑ってしまう内容なのでしょうか。みなさん、この動画のようなことがもし自分の身に起こったら笑えないですよね」という言葉は、生徒にも教師にも特に印象に残る言葉であった。