【北名古屋市立五条小】 いつまでもすてきな五条の森とともに
- 公開日
- 2017/03/16
- 更新日
- 2017/03/16
ちょっといい話
本校は今年度、愛知県の植樹祭において「緑化功労者」の表彰を受けました。校内にある「五条の森」は開校時から46年がたち、立派な枝を茂らせ、子どもたちの成長を静かに見守っています。森は、あるときは遊び場として、また、あるときは自然観察の勉強の場となります。強い日差しを遮り安らかな木陰を提供したり、秋には美しい紅葉に姿を変えて自然のすばらしさを教えてくれたりするなど、子どもたちにすばらしい環境を与えてくれます。
そんな森も、ひとたび台風が来れば枝を落とし、秋になれば大量の落ち葉を生み出します。子どもたちはそのたびに森を掃除し、元の姿に戻します。本校ではこの五条の森を大切に維持していこうと、「五条の森クリーン作戦」を行っています。これは落葉の始まる11月中旬ごろから毎週1回、朝放課を使い、全校児童が落ち葉を拾う活動です。開始を知らせる音楽が鳴り始めると、児童が森の中に吸い込まれていき、落ち葉がなくなっていきます。落ち葉は敷地の外の歩道にも積もります。高学年のボランティアを募り「アートエリアロードクリーン作戦」を行いました。たくさんの児童が参加し、地域もきれいになりました。こうした活動を通し、「学校を美しくする心・地域を美しくする心」を育てています。
保護者や地域の方も清掃に協力していただけます。まさに地域ぐるみで「五条の森」を守っています。「いつまでもすてきな五条の森とともにある学校」を目指し、今後もこの活動を続けていきたいと思います。