【稲沢市立稲沢東小】稲東まつり(5年生 福祉)
- 公開日
- 2017/01/30
- 更新日
- 2017/01/30
ちょっといい話
本校では、毎年11月に「稲東まつり」を行っています。1年生を除く全クラスが企画した出し物に、児童が自由に参加できる行事で、みんなとても楽しみにしています。「歴史」「外国語」など、学年ごとに設定したテーマをもとに、準備から当日の運営まで、協力して主体的に取り組みます。参加者は、行きたいクラスを自由に巡り、楽しみながら、テーマに沿った学習を進めることができます。
本年度、5年生の学年テーマは「福祉」でした。低学年の児童にも福祉について知ってもらおうと、学習したことを生かしたり、関心をもった事柄を調べたりしながら、内容を練り上げていきました。車いすに乗って床に段差があるコースの移動を体験するコーナーでは、移動の大変さや難しさだけでなく、バリアフリーの大切さを身をもって感じてもらうことができました。目や身体の不自由さを疑似体験できるブースでは、普段の生活の苦労や不安な気持ちを分かってもらうことに加えて、声を掛けて助けてくれる人の温もりも伝えることができました。その他にも、点字や高齢者について学ぶことができる企画も好評で、参加した児童は楽しく学びを深めている様子でした。
「福祉」という、少し難しいテーマに挑んだ5年生の子どもたち。大切なことをわかりやすく伝えようと真剣に考えることで、自身の理解も深めることができる貴重な機会となりました。