【大府市立北山小】 5年 保健体育授業 「新発見 自分のよいところ」
- 公開日
- 2017/02/03
- 更新日
- 2017/02/03
ちょっといい話
5年生の保健体育「心の健康」の単元の最後の4時間目に、自己肯定感を高めて心の健康増進を図る「新発見 自分のよいところ」の授業を行いました。
本単元では、自分に合った不安や悩みの対処の仕方を見つけたり、自分のよいところに気付き、自信をつけたりすることで、自己肯定感を高めることをねらいとしています。そこで、本時は友達のよいところを見つけたり、自分のよいところを認めてもらったりすることにより、自己肯定感を高めることをねらいとしました。そして、自分自身がとても大切な存在であると肯定的に受け止められる、健康な心の児童の育成につなげたいと考えました。
この授業を行う一週間前から、学級の全員が毎日、一人ずつ友達を観察して、よいところを見つけてカードに記入する活動を、5日間で合計5人について行いました。つまり5人の人から、自分のよいところを五つ見つけてもらえます。
授業当日は、前半でこのカードを全員が受け取ります。そしてグループになり、それを見せ合って、見つけてもらったよいところ五つの中から、更に一番輝くよいところを班の友達に話し合いながら選んでもらう活動をしました。見つけてもらったよいところを知った児童は、とてもうれしそうな表情を浮かべていました。話合いの中でも、自分のことについて班の友達が真剣に考えてくれる姿はとてもうれしそうで、笑顔を浮かべたり照れた顔を見せたりする児童が多く見られました。
振り返りの感想では、「自分にはよいところがないと思っていたけれど、みんなはしっかり見ていてくれた」「見つける方も見つけてもらう方もいい気分になれるから、これからも続けていきたい」などと、よいところを見つけ伝えてあげることの大切さを感じたり、自分に自信をもったりする内容がたくさん見られました。学級の雰囲気が、更に温かくなったと感じています。