【田原市立福江小】自分の言葉
- 公開日
- 2017/02/07
- 更新日
- 2017/02/07
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
近年、情報モラルについてのトラブルが多発している現状を踏まえ、本校では情報モラルの向上を目指して授業を行った。
○ねらい
自分の言葉には責任があり、相手にどんな影響を与えるかを考えることができる。
○実態
5年生児童は、授業や係活動にまじめに取り組むことができ、一つの目標に向かって全員で取り組もうとする雰囲気が感じられる。一方でよい雰囲気を壊してしまうような心ない発言など、相手がどう感じるのかを考える前に、自分の言いたいことを言ってしまう児童も見られる。
また、クラスの1/3がタブレットなどでLINEなどのSNSを使用している。
○実践 5年授業実践『自分の言葉〜Rethink~を通して』
自分が発した言葉には責任があり、相手にどんな影響を与えるのかを考えさせるために行った実践である。本資料は、SNS上のいじめを題材にしている。実際のLINEのやりとりの中で、心ないメッセージを送信してしまう気持ちや送信する前に一度立ち止まって考える「Rethink」という考えに触れる。その考えについて自分の発する言葉が的確かどうかを事前に考える大切さに気付かせる。
子どもたちは、資料の中の人物の気持ちを考えながら活発に意見交換できた。初めの発問で相手の気持ちを考えない発言をしていた児童も、授業の感想では、「LINEなどの返信は、相手がどう思うか考えて送りたい」と述べており、授業のねらいに迫る感想が多く書かれていた。
今後も定期的に情報モラルを高める授業を行っていきたい。