モラルBOX日記

【北名古屋市立熊野中】情報機器との付き合い方を見直そう

公開日
2017/02/08
更新日
2017/02/08

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 情報機器の長時間使用が心身に及ぼす影響について学び、生活習慣を見直すために、「質のよい睡眠と心身ともに健康な生活のために〜情報機器との付き合い方を見直そう〜」というテーマで、学校保健委員会を行いました。

 まず、生徒保健委員会が、生徒の情報機器の使い方に関するアンケート結果を発表しました。情報機器を使用することで睡眠時間が短くなるなど、生活習慣に悪影響を及ぼしているケースがあることが分かりました。
 次に、臨床心理士の先生から「君は大丈夫?情報機器との付き合い方を見直そう」というテーマで、次のようなお話を頂きました。
・スマートフォンなどの情報機器を長時間使用すると、脳疲労を起こしやすい。
・分からないことをスマートフォンですぐ調べることを繰り返していると、脳が考える作業をしなくなり、考えることが面倒くさくなってしまう。
・LINEや携帯メールなど、文字だけのコミュニケーションでは、伝えたいことの7%しか伝わらない。
 学校保健委員会を終えた生徒たちの感想は、以下のようなものがありました。
・文字だけでは、7%しか伝えたいことが伝えられないことにとても驚き、怖くなりました。これからは、LINEで送る文章やスタンプなど、今よりも更に気を付けて送りたいと思いました。また、なるべく実際に会って話すことを心掛けたいです。
・今は携帯電話を持っていないけど、持ったときには使い方に気を付けたり、ルールを決めたりしようと思いました。
・最近、アプリで漫画を読みながら家族と会話をしていて簡単な言葉しか返していなかったので、これからは携帯電話をさわらずに、きちんと顔を見て会話をしようと思いました。

 今後も、生徒たちが情報機器を安全で適切に利用できるように、情報モラル教育を進めていきたいと思います。