モラルBOX日記

【豊橋市立二川中】「インターネット」と上手に付き合うために

公開日
2017/02/13
更新日
2017/02/13

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

 生徒にとって、大変身近なものになってきたインターネット。気軽に使える反面、トラブルも増えてきている。友達と上手に付き合うためのツールとして、責任をもって使用できるように、情報モラルの向上を目指して授業を行った。

○ねらい
 インターネットのトラブルについて考え、正しい使い方を確認し合い、安全に使用できるようにする。

○実践 第1学年授業実践『インターネットと上手に付き合おう』
 はじめに、インターネットでできることを発表した。「いろいろな情報を素早く集めることができること」や、「離れた人とコミュニケーションが取れること」などが挙げられた。次にグループで、インターネットやメディアでのトラブルについて、意見を出し合う活動を行った。「ネットで知り合った少女に会いに行ったら、成人男性だった」とか、「無料サイトを使っていたら高額請求された」などの人から聞いた話の中で、「うまく気持ちが伝わらず、友達とケンカになったこと」や、「悪口を書かれたこと」など、実際に経験したことも含まれ、身近なところでも多くのトラブルがあることが分かった。
 そこで、「『万引きをした』と、うその書き込みをされたA君が、学校に行けなくなってしまった」という、「誹謗(ひぼう)中傷」のネットトラブルの例を挙げ、その対処法をみんなで考えた。最後に、トラブルに巻き込まれないために気をつけることを考えた。
 生徒は、積極的に話合いに参加し、「相手の気持ちを考えて返信したい」とか「匿名だからこそ、きちんと使っていきたい」などの感想をもつことができた。今後も、情報モラルを高める授業を続けていきたい。