モラルBOX日記

【豊田市立豊松小】心を育てる

公開日
2017/02/27
更新日
2017/02/27

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校は、児童54名(41家庭)の山間部の小規模校である。学校、家庭、地域で協力し合って、子どもたちを育てている。
 学校では、縦割り班活動が盛んで、運動会やジャンボカルタ会などの行事を始め、清掃活動や月2回の縦割り遊びなどを行っている。全校の子どもたちが、学年を超えて知り合ったり、協力したりすることで、思いやりの心を育んでいる。
 毎日の清掃活動では、高学年の子たちが、低学年の子たちに優しく手を取ったり、横についたりして教えている姿をよく見かける。低学年の子たちも素直に聞き、みるみる掃除が上手になっていく。
 また、愛鳥活動の一年の締めくくりとして行われるジャンボカルタ会では、縦割り班の仲間で、応援したりアドバイスしたりするほほえましい様子が見られる。
 日々の道徳教育では、話合いの中から子どもたちの本音を引き出し、心の変容を見守っている。また、「わたしたちの道徳」を活用し、お家の人に子どもたちの思いを読んで感想を書いてもらうなどして、家庭との連携を図っている。
 家庭・地域では、保護者の方のみならず、保護者OBの方々や地域の方々皆さんで子どもたちや学校を支えてくださっている。

 本校の運動会は、地域の方と一緒に行う運動会で、赤白対抗に地域対抗もあって盛り上がっている。会場にいる人全員でじゃんけん列車をしたり、松平音頭を踊ったりする。子どもたちもこの地域の一員だということを改めて自覚する。準備から片付けまで、地域の方と一緒に子どもたちもはりきって行っている。心が一つになった運動会である。
 毎週金曜日は、1・2年生のみ5時間授業であるが、小規模校の本校は、低学年だけで下校させることはできない。そこで、3〜6年生を待つために、保護者の方や保護者OBの方が、ボランティアで、「1・2(ワンツー)わんぱーく」を行って、1時間子どもたちを見てくださっている。
 こうして「おらが町の子どもたち」を地域全体で優しく見守り、育ててくださっている。