【稲沢市立祖父江中】 『いのちと性を考える』
- 公開日
- 2017/03/10
- 更新日
- 2017/03/10
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、2年生を対象に思春期の性について考える保健集会を毎年実施しています。本年度も、3月7日に元助産師の方を講師にお招きし、『いのちと性を考える』というテーマで講演会を行いました。心と体の成長が著しい思春期にある生徒たちに、3つの性(体・心・恋愛)や、相手の気持ちを思いやる男女交際、性交の光と影などについて分かりやすくお話ししていただきました。また、性に関するアンケートを基に、周りの仲間がどのような考えをもっているのか、男女で性に対してどのように考え方が違うのかなど、日頃不安に思っていることや、なかなか口に出して聞けないことについても教えていただき、これから命をつないでいく生徒たちが「命の尊さ」について考えるよい機会となりました。
生徒からは、「自分自身をしっかりと理解するためには、性のことも理解しなければならないことが分かった」「みんながどのようなことを思っているのかよく分かったし、人それぞれ考え方が違うんだと改めて気付いた」「今まで友達からしか聞いたことがなかったので、元助産師さんから丁寧に分かりやすく話をしていただいたことで、マイナスなイメージが取り払われた」などの感想が聞かれました。
今後も、生徒の実態に応じた授業や講座を行うことで、生徒が自ら考え、人を思いやり命を大切にする行動をとることができるよう、心の教育を推進していきたいと考えています。