【蒲郡市立大塚中】標語づくりで地域と絆を深める
- 公開日
- 2017/03/23
- 更新日
- 2017/03/23
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
大塚学区は一つの小学校と一つの中学校からなる学区である。幼いときから変わらぬ仲間と生活をしており、仲間同士のつながりが強い。そのためか大塚の町全体も強い絆(きずな)でつながっているように感じることが多い。その絆を大切にし、大塚中学校区青少年健全育成協議会が中心となり毎年行う行事として「海岸清掃」がある。大塚学区で数十年も続いている行事だ。町の総代さんたちが、あらかじめ刈ってくださった草を小学生と中学生が協力してごみ袋に詰めていく。小中学生だけでなく、地域の方々や、学区にある愛知県立蒲郡東高校の生徒も参加し、清掃活動を通して、ふれあいを深め、また、大塚の美しい自然を守ろうとする意識を高めることにつながっている。
また、健全育成協議会の啓発活動として、「標語づくり」がある。毎年、「あいさつ・返事・言葉づかい」「非行の防止」「地域のふれあい」「安全・安心の町づくり」をテーマとして、小学校1年生から高校3年生までの全員から標語を募集し、優秀作品を表彰している。平成28年度の最優秀作品は次のとおり。
「ことばはね 人をたすける まほうだよ」 (大塚小学校)
「『ちょっとくらい』 人生くるう 分岐点」(大塚中学校)
「あいさつと 笑顔でつなごう 地域の輪」 (蒲郡東高校)
最優秀作品は看板にされ、1年間校内に掲示される。その後は、学区内の駅や公民館などに設置され、学区の皆さんに子どもたちの作品が紹介される。このことも、地域の皆さんとのつながりを強くしている要因の一つであると思う。