【碧南市立中央小学校】 毎日続けるとね 〜気持ちのよい元気な1日がスタートするよ〜
- 公開日
- 2017/06/13
- 更新日
- 2017/06/13
ちょっといい話
昨年の4月、ぴかぴかのランドセルの中に、希望と不安をいっぱい詰め込んで入学した1年生。本校の1年生の靴箱は、昇降口ではなく教室に備え付けられています。靴を脱ぎ、シューズに履き替え、戸を開けます。そして、教室に入ります。そのときに「一人一人大きな声で『おはようございます』と言おうね。」という約束を、1年生みんなで決めました。
4月当初は、担任が入口の辺りに立ち、教室に入る子に笑顔で元気よく挨拶をして出迎えました。「おはようございます。」と、少し恥ずかしそうな子。負けずに大きな挨拶をする子。小さな声で挨拶をする子。いろいろです。中には何も言わずに入ってくる子もいます。しかし、毎日続けていくうちに、教室に入るときの習慣になりました。気がつけば、担任がいなくても自然に挨拶をして入ってくるようにもなりました。
もう一つ続けたことは、先に教室にいる子たちが、教室に入ってきた子に、みんなで挨拶をすることです。せっかく大きな声で挨拶をして入ってきても誰も返してくれないと、とても寂しい気持ちになります。そんなときに、「私たちの道徳」や「あかるいこころ」で「一日のあいさつ」の授業を行いました。挨拶が返ってくるとうれしいと気づきました。
朝の挨拶がしっかりできる1年生。今年の4月からは2年生。クラス替えがあり、担任も代わりました。2年生からは昇降口で靴を履き替え、廊下を歩き教室へ行きます。今まで続けていた挨拶はどうなるのかな。
「おはようございます。」入口で立ち止まり、教室中に響く元気な挨拶。どの子も今までどおりです。毎日続けると、挨拶が習慣になっていました。気持ちのよい元気な一日が毎日スタートしています。