【豊田市立東保見小学校】個人情報を守る
- 公開日
- 2017/08/18
- 更新日
- 2017/08/18
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校では、5月に1年生において情報モラルの授業を行いました。学級の半数くらいが、一人で電話に出て対応したことがあるという実態から、ある女の子の電話対応の動画を見せながら「個人情報を守る」ことについて考えていきました。動画内容は以下の通りです。
(家で留守番をしていた女の子の元に、警察だと名乗る男の人から電話がかかってきます。同じ学年の子が交通事故に遭い、けがをして話せない状況なので、早くおうちの人を見つけて連絡するためにも、知っている友達の名前と連絡先をできる限り教えてほしいとお願いをしてきました。女の子は一瞬迷いながらも、友達の一大事だと思い、教えてしまいます。その後、連絡先を教えた何人もの友達の家には、頻繁に電話がかかってきていることを知り、困惑する女の子なのでした。)
動画を見た後に、子供たちからは、「男の人がうそをついていて怖いと思った」「友達の名前は教えちゃいけない」などの感想がでました。そこで、自分だったらどのようにするかと投げかけたところ、「名前や連絡先は教えないようにする」「危ないから電話には出ないようにする」「(電話に表示される)番号がお母さんだったら出る」などの意見が出ました。さらに、電話の模型を使って、自分ならどのように対応するかをみんなで発表しました。
最後に、「個人情報」とは何かを説明し、迷ったら自分だけで決めず、おうちの人に相談することを話しました。不審者情報もよく出る学区なので、電話のときだけでなく、学校の外でも「個人情報を守る」ことを意識できたらと思っています。