モラルBOX日記

【岡崎市立恵田小学校】「共に学び、共に生きる」−岡崎聾学校との交流を通してー

公開日
2017/06/28
更新日
2017/06/28

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、昭和55年より37年間「共に学び、共に生きる」をテーマに、県立岡崎聾学校と交流学習を行っています。昨年度の1年生と2年生の交流では、聾学校の子供たちを恵田小学校に招き、落ち葉スキーやゲームを楽しんだり、恵田小で採れたサツマイモも焼き芋にして一緒に食べたりしました。3年生は、聾学校に招かれて交流を行いました。聴力検査室や寄宿舎、食堂などを案内してもらって、聾学校の子供たちのふだんの生活を知ることができました。4年生は、聾学校の子も本校の落ち葉スキー開場式に参加し、開場したばかりの落ち葉スキーを楽しみました。その後、ゲームをしたり一緒にお弁当を食べたりと、3年生までの交流の時間より長い交流を行いました。5年生では、少年自然の家での山の学習に一緒に出かけ、3日間共に生活しました。恵田小と聾学校で2回、準備のための交流の時間をもちました。6年生では、落ち葉スキーやゲームなどの交流後「交流の終わりの式」を行い、6年間の交流の締めくくりとしました。
 以下は「交流の終わりの式」で児童が述べた言葉です。
「交流をきっかけとして、指文字や手話を知りました。聾学校の子と少しでも話せるように手話を覚えようと、手話の番組をテレビで見たり、本で調べたりしました。聾学校の子に手話が通じたときはすごくうれしかったです。交流してわかったことがあります。それは、言葉で話さなくても心を通い合わせることができるということです。初めは、聾学校の友達が言っていることが分からなかったけど、一緒に過ごしている間に、表情や動きで友達の言っていることが分かるようになりました。6年間できずなを深めることができました。」
 6年間の交流体験を通して互いの理解が図られ、固いきずなができ、友達関係を深めることができました。

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