【豊田市立大沼小学校】岩月さんから不撓不屈(ふとうふくつ)の心を学びました
- 公開日
- 2017/07/06
- 更新日
- 2017/07/06
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
ソウルパラリンピック選手(水泳・平泳ぎ)だった岩月さんをお招きして、全校道徳の授業を行った。岩月さんは、35歳の時に事故で片足を失った方である。子供たちは、岩月さんが水泳を始めた頃に、片足になった姿を他人に見られるのが嫌でたまらなかったことを聞いた。「ぼくは、片足になったおかげで、たくさんの幸せをもらったよ。」との言葉は、子供たちの心に響いたようだ。
また、岩月さんは子供たちと一緒にプールに入ってくださった。水の中で息を吐く練習や、クロールでの力のぬき方や手のかき方を指導してくださった。子供たちは、目の前で片足で泳ぐ岩月さんの姿を見ることができた。不自由な体でも一生懸命に生きる姿に感動し、家族にも話す子が多くいた。この全校道徳の授業では、岩月さんの生き方にふれ、自分の生き方を見直すよい機会ともなった。
「私は初めて足のない人を見ました。プールサイドでは、片足でとんとん跳んでいました。プールの中では足が一つなのに、まっすぐ速く泳いでいました。岩月さんは、片足なのにそんなことを全く気にしない生き方をしていて驚きました。私は五体満足なのに不平不満がおおかったなと気がつきました。」(児童Aの感想より)
「岩月さんとの交流を喜んで話してくれました。日頃は出会えない人に接することができ、子供の感動もあったと思います。このような機会を作ってくださりありがとうございました。」(保護者Bの感想より)