【美浜町立河和南部小学校】どんな花を咲かせたい?個性について考える授業
- 公開日
- 2017/09/08
- 更新日
- 2017/09/08
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、授業参観や公開日に積極的に道徳の授業を行い、保護者の方々に心の教育の様子を見てもらう機会を増やしています。また、道徳の授業や特別活動、行事などで考えたことや感じたことを書いた、ワークシートや感想をファイリングし蓄積していくことで、児童の変容を捉えながらその子のよさを引き出す心の教育を進めています。
2年生の道徳の授業では、「自分のよさを大切に」をテーマに、個性の伸長について考えました。毎日、帰りの会で一日を振り返り「友達のよいところ」や「自分の頑張り」について発表していることから、日頃、どんなことが「よいところ」として発表されているかを思い出させ、テーマへの方向付けをしました。「○○さんは一輪車の練習を頑張っている。」「△△くんは台ふきを手伝ってくれた。」など、友達のよさを思い出しながらいろいろな意見が出ました。その上で、資料「はなかっぱの大ぼうけん」を読み、主人公のはなかっぱが、自分らしい花を見つけようとする気持ちについて話し合いました。そして、「個性」とは何かを考えていきました。児童は、「大きな花は、自分には重すぎるかもしれない。」「光る花は、便利だけど人に迷惑になることもあるかもしれない。」「がんばる花は、周りの人が元気になれそう。」など、自分と周りの人の気持ちを考えた「自分らしさ」について考えていました。最後に、自分はどんな花を咲かせたいかを考えると、「みんなを元気にする花」「いいこといっぱい虹色の花」「ひらめきの花」など、“こんな自分になりたい”という思いをもって咲かせたい花を考えることができました。