モラルBOX日記

【蒲郡市立蒲郡西部小学校】たった一言のちがいが・・(スマホトラブルについて考えよう)

公開日
2017/09/01
更新日
2017/09/01

情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)

  • 3113117.jpg
  • 3113118.jpg

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10512943?tm=20240815153205

https://asp.schoolweb.ne.jp/2340010/blog_img/10519610?tm=20240815153205

 本校の6年生に、「通信機器を使って、友だちと連絡や会話のやり取りをしていますか。」と尋ねると、12名全員が「はい」と答えました。子供たちは、学校外の生活の中で、無料アプリを通じてつながっています。
 初めにNTTドコモの情報モラル教材で、桃太郎の話を引用しました。キジが「来たよ」と打つと、桃太郎は「なんで来たの」と返す。この「なんで」という言葉のとらえについて考えてみました。子供たちは、「なんで」という意味を、来た手段ととらえていました。桃太郎には「呼んでないのになぜ来た?」と怒っている気持はなく、軽く「どうやって来た?」と聞いていると思うと、子供たちは気軽に返事をしていることがうかがえました。
 そこで、NHKの学校放送番組「スマホ・リアル・ストリー」の動画配信を視聴しました。内容は「たった一言のちがいが・・・」という無料アプリに夢中の少女の話です。視聴後の話合いで、子供たちから次のような意見が出されました。
・自分は楽しいと思って打ったつもりが、相手にはそうは伝わらない。打った後よく考えて送らないといけない。
・一文字間違えたら、それで誤解される。ふだんの生活でもそうだと思う。言葉って気をつけないといけないと思った。
 授業後の感想では、「メールは便利なものだと今まで思っていたけれど、やっぱりメールでなく直接話すことでなかよくなるし、楽しい生活が送れると思う。」と書いていました。
 子供たちは、同じ年代の子が、トラブルにあっている様子を知ることで、言葉の大切さや仲間外れを作らない気持ち、コミュニケーションの大切さを実感しました。