【豊橋市立植田小学校】 情報モラルを身につけよう
- 公開日
- 2017/12/04
- 更新日
- 2017/12/04
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
(1)コミュニケーションアプリは危険?
コミュニケーションアプリは、子供たちにとって興味・関心の高いものである。しかしながら、友達とトラブルを生みやすいアプリでもある。そこで、NHK for schoolのコンテンツを活用し、事例を取り上げながら問題点について考えた。そして、ネット上でのコミュニケーションで気をつけることを考えていった。子供たちは、「絵文字や記号を使って、感情も伝えられるようにしたい」「一度読み返してから送信するようにしたい」と相手を思いやる考えをもった。
(2)ネット上で友達とお話ししよう
子供たちは、コミュニケーションアプリの危険性を学び、相手の立場になって話すことが大事だと考えた。その学びを生かし、「つたわるネット」を利用し、ネットワーク上でチャット体験をした。チャットを始める前に、グループ全体でチャットを楽しむためには、どうすればよいのか確認した。子供たちがチャットに慣れ始めた頃に、「つたわるネット」の荒らし機能を使い、AIにチャットを荒らしてもらう。子供たちは、ルールを無視した発言に、困惑し、不快な思いをもった。そこで、子供たちに「荒らしがきたとき、どのように対応すればよいかな」と問いかけた。話合いでは、個人だけではなく、チャットグループ全体の視点で考えられるようにした。子供たちは、みんなで楽しむことが大切であることを確認した上で、荒らしへの対応を考えた。