【豊橋市立岩田小学校】岩田っていいな〜お互い支えてみんな仲よし〜
- 公開日
- 2018/02/20
- 更新日
- 2018/02/20
ちょっといい話
岩田小学校は、全校の約2割が外国籍の児童です。ブラジルやフィリピンなど、様々な国の子が共に学び、生活しています。転入児童も多く、中には、日本に来たばかりで、日本語が全くわからない子もいます。しかし、どの国の子も温かくクラスに迎え、言葉は通じなくても一生懸命声をかけ、コミュニケーションを図ろうとするところが岩田の子のすてきなところです。昨年誕生した学校の歌「岩田っていいな」の歌詞「いろんなちがいはあるけれど、お互い支えてみんな仲よし」は、まさに岩田小学校の子どもたちの姿といえます。
12月より、1年生は長縄の練習が始まりました。保育園や幼稚園で長縄の経験がある子と違い、外国籍の子にとっては初めての長縄です。初めて長縄を見た外国籍の子たちは、「できない」「怖い」とやりたがりません。すると、クラスの友達が「大丈夫だよ。こわくないよ」「縄が下に来たら入ればいいよ」と身振り手振りで一生懸命説明し、励ましました。たくさんの「がんばれ」に後押しされ、縄に入ることができました。何度も練習し、初めて跳べたときには「すごい」「がんばったね」という温かい言葉と大きな拍手が起きました。
長縄が苦手な日本の子ももちろんいます。体育の時間、長縄の練習をしていると、応援してもらって跳べるようになった外国籍の子が「がんばれ」と大きな声で励ましていました。
友達のがんばりに対して励ましたり、褒めたり、喜んだりする姿は、日本の子も外国の子も同じです。国籍に関係なく、みんなで共に励ましあいながら成長していける岩田の子をこれからも大切に育んでいきたいと思います。