モラルBOX日記

【東海市立平洲中学校】「学ぶことが人を幸せにしていく」人権講演会

公開日
2018/03/09
更新日
2018/03/09

ちょっといい話

 本校は、江戸時代の儒学者、細井平洲先生の出身地(知多郡平島村、現東海市荒尾町の一部)の近くにある中学校です。近隣の小学校とともに、創立時よりその名を受け継いでいます。平洲先生の教えである「自学・礼節・先施(せんし)」を校訓として、本校では日々の活動に取り組んでいます。
 今年度の12月4日から10日までの期間、人権について考える取り組みを行いました。道徳の時間に各学級で人権について真剣に考え、12月7日には、日本福祉大学付属高等学校の今田和弘先生に「ハンセン病と人権」をテーマに御講演をいただきました。ハンセン病という病気を知らないことによって、人々に差別意識を生み、それに苦しめられた人々がいたことを知りました。講演の最後にお話をされた「知らないことが差別につながる、学ぶことが人を幸せにしていく」この言葉は私たちの心に強く刻み込まれました。これは、いじめ問題も同様で、相手のことを理解していないことが差別を生み、いじめへと進んでいきます。相手のことを知ろうと学ぶ努力をしていくことが、いじめをなくす一つの方法につながると、多くの生徒が感じた貴重な時間となりました。生徒からは、「先生のお話を聞いて、ハンセン病になってしまった人への差別はあまりにもひどく、悲しいものであることを知り、すごく心が苦しくなりました。病気を治そうとする医者がいたことにも感動しました。」「学ぶことの大切さや理由について知ることができました。ハンセン病によって人生がなくなったり、周りの人まで苦しんだりすることを知り、何も知らないということの怖さを感じました。」などの感想がありました。
 今後も本校では、人の心に寄り添い、人を支えることができるよう、様々な活動に取り組んでいきたいと思います。