モラルBOX日記

【豊明市立栄中学校】こころのもやもや どうつきあう?

公開日
2018/03/27
更新日
2018/03/27

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 本校では、8月21日(月)の出校日に、愛知県教育委員会スクールカウンセラースーパーバイザーの先生を講師にお迎えし、全校生徒と保護者を対象に「こころのもやもや どうつきあう?」という演題で講演をしていただきました。
 近年は、中学生の自殺者が多く、また9月1日に全国的に自殺者が増えるというデータも考慮し、夏季休業の終わり頃であるこの時期に講演を実施しました。
 講師の先生からは、「悩みがあるのは普通なこと」「悩みがあるときは身近な人に聞いてもらおう」「悩みがある人が近くにいたら受け止めてあげよう」「自分だけで受け止めきれなかったら、大人につなげよう」というお話をいただきました。
 生徒からは、「友達が悩んでいるときに、どのように声をかけたらよいか分かった」「『どんなに苦しくても必ず終わりがある』という言葉を聞いて少し元気が出た」「相談されたときにどうすればよいのか迷っていたが、ただ聞いてあげるだけでもよいということが分かった」といった感想があがりました。また、保護者からは「最近会話が減ってきたが、きちんと子供の心の声を聞くようにしたい」「子供が困ったときに話をしたくなる大人でありたい」といった感想があがりました。
 今回の講演は、悩みを抱えたときの対処法について専門家から直接話を聞くことができたので、生徒はいつも以上に集中し、心に響くものになりました。また、悩んだときの相談窓口は学校だけではなく、外部機関という選択肢もあるということを生徒に認識させることができました。
 今後も、保護者や地域、外部機関とも連携を図りながら、子供たちの心に寄り添い、子供たちの声に耳を傾けられる学校を目指していきます。