【豊橋市立小沢小学校】 縦割り班、浜っ子班での活動
- 公開日
- 2018/05/31
- 更新日
- 2018/05/31
ちょっといい話
本校は、太平洋沿いの全校125人の小規模の学校です。1年生から6年生までの児童で縦割り班、浜っ子班活動を行っています。単学級でクラス替えがないので、浜っ子班の発足式は子供たちにとっては、新しい友達との出会いでドキドキいっぱいの式になるようです。
今年度も、発足したばかりの浜っ子班で、5月1日に豊橋総合動植物公園に遠足に出かけました。あらかじめ班で相談した計画に従って、園内を見学しました。広い園内では6年生が下級生の世話をし、弁当やおやつも班で一緒に食べます。この活動で、低学年は高学年のお兄さん、お姉さんの頼もしさに触れます。1年生からは、「6年生とまた遊びたい。」6年生からは、「昨年の6年生が気配りしていたことと班をまとめることの大変さがわかった。でも楽しい、次もがんばりたい。」という声が聞かれました。
この日を過ぎると、子供たちの距離が縮まり、休み時間に高学年と低学年が一緒に遊んでいる姿を多く見かけるようになります。1年生に○○君と名前で呼ばれ、1年生にしがみつかれた6年生は、教室では見せない表情を見せています。
5月の運動会、清掃活動、集会活動、農園活動など、年間を通して浜っ子班活動は続きます。この浜っ子班活動を通して、下級生は上級生のやさしさに触れ、信頼することを学びます。上級生は人のために行動すること、我慢すること、待つことなど多くのことを学びます。そして、6年生は下級生の笑顔で、最高学年へと成長していくことでしょう。小規模校だからこそできる強いきずなの班活動です。これからも大切にしていきたいと思っています。