【豊田市立花山小学校】 メールを送るべきか考えよう
- 公開日
- 2018/06/29
- 更新日
- 2018/06/29
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
本校の4年生が行った情報モラル教育の実践を紹介します。
授業の初めに「携帯電話やスマートフォンを持っている人はいますか?」と質問すると、持っている子は2人だけでした。ただメールについては、ほとんどの子が、保護者にスマートフォンなどを借りてしたことがあるという答えが返ってきました。
その後、「当番の仕事」というビデオ教材を見せました。ツバサくんが、当番の仕事をサボっていて、そのことを一部の子たちがメールでみんなに伝えようとする話です。
ビデオ視聴後に、「メールを送るべきか、送るべきではないか」を考えさせました。メールを送るべきだという意見の理由として「またサボってしまうとその子のためにならないから早く伝えるべきだ」が多くありました。また、メールを送るべきではないという意見の理由としては「わざわざメールでクラスのみんなに言うのではなく、本人に伝えればいいと思う」が多かったです。いろいろな意見が出る中で、「メールだと相手を傷つける」「何か悪口を言っているみたい」という意見を聞いて、考えを変えた子が現れました。その後、同じ質問をすると、メールを送るべきではないと思う子が増えました。
最後に「メールを送るときに気をつけること」を考えさせました。「相手が傷つく言葉は言わない」「言いたいことは直接本人に言う」など、自分たちがメールをどう使えばよいのかを考えることができました。
今後も、メールやスマートフォンの使い方など、情報モラル教育に継続して取り組んでいきたいと思います。