【稲沢市立牧川小学校】 心を育む取組
- 公開日
- 2018/08/06
- 更新日
- 2018/08/06
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、道徳教育の一環として「縦割り活動」と「ありがとう・がんばったねカード」という「心を育む取組」を全校で行っています。その活動の様子を紹介します。
(1) 縦割り活動
本校では、異学年に対する思いやりや、感謝の心を育てることをねらいとして、「縦割り班遊び」「縦割り班給食」「縦割り班長縄跳び」などの縦割り活動を行っています。活動の後には、児童に振り返りをさせ、感想を書かせています。6月に行った「縦割り班遊び」の児童の感想を紹介します。
・色おにをやりました。おには6年生がやってくれました。みんなで遊んで楽しかったです。(3年男児)
・今回の縦割り班遊びでよかったことは、みんなと楽しく遊べたことです。私は5年生として自覚をもって6年生をサポートできるようにがんばりたいです。(5年女児)
・今回もみんな仲よく遊べたと思います。1年生の子も笑顔で遊んでいたので、とてもうれしかったです。次回もみんなが仲よく遊ぶことができるような遊びを考えたいです。(6年男児)
初めは、自分が楽しむことに夢中になっていた高学年でしたが、次第に低学年が楽しめるようにルールを考えたり譲ったりしている姿が多くみられるようになりました。5月当初は、遊びの内容に不満を示す低学年の児童もいましたが、高学年が頑張ってくれていることが段々分かるようになり、高学年の指示を守って楽しく活動できるようになってきました。今後も、異学年に対する思いやりや、感謝の心を育てていきたいと考えています。
(2) 「ありがとう・がんばったねカード」
各学級では、学活の時間や帰りの会などに「ありがとう・がんばったねカード」を使って、友達の行いに感謝したり、がんばりを認め合ったりする相互承認活動を継続しています。使用したカードは、個々の似顔絵のついた台紙に貼り、各学級の背面黒板横に常設掲示しています。また、給食時の校内放送では「先週のがんばりさん紹介」として、称賛の言葉が全校に紹介されます。友達のよいところに気付き、お互いを認め合う関係を全校で築いています。