【知多市立つつじが丘小学校】相手のことも、自分のことも大切に
- 公開日
- 2018/08/23
- 更新日
- 2018/08/23
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
友達のとの関わりの中で、言葉の捉え方の違いでトラブルになることは多いです。本校でも、学校でけんかになったり、携帯電話やSNSのやりとりでトラブルになったりすることがあります。そこで、道徳科の内容項目「友情、信頼」に重点を置いて授業を進めてきました。
6年の「新しい道徳」の中に「ばかじゃん!」という資料があります。仲よしのグループの会話の中で、きのちゃんが、主人公だけに「ばかじゃん!」と言いいます。他の友達には言わないのに、主人公だけが言われます。主人公は自分だけが嫌われてしまったのではないかと思ってしまいました。この話を聞いて児童は、「僕もこんなことあった」「私も勘違いで仲がよかった子と話さなくなったことがあった」などの感想が出ました。
軽い気持ちで友達に言った言葉で相手を傷つけてしまったり、SNSで書いてしまった言葉がずっと残って嫌な気持ちになったりなど、これから友達と仲よく過ごしていくために気をつけていこうという話合いになりました。
5、6年生では、携帯電話の使い方やインターネットについての授業や講演会も行いました。SNSで個人情報や写真をアップしてしまうと、世界中に情報が拡散されてしまうことなどが児童に伝わりました。軽い気持ちでSNSを使ったり、写真をアップすることが友達を傷つけてしまうことにつながることが分かったようです。
これからも道徳教育を通して、相手の気持ちを考えることができるつつじっ子に育ってほしいと思います。