【大府市立大府北中学校】スポーツフェスティバルでのできごと
- 公開日
- 2018/10/31
- 更新日
- 2018/10/31
ちょっといい話
「SFを成功させよう」と、生徒と先生の強い思いが伝わるできごとでした。
本校の体育大会は、スポーツフェスティバル(通称SF)と呼ばれていいます。今年度は、6月9日(土)に開催しました。前日は、一日中雨が降り続く悪天候で、開催が心配されましたが、当日は天気も回復しました。しかし、グラウンドコンディションは、最悪の状態でした。心配した先生たちが、早朝から集まってグラウンドの吸水をはじめました。生徒は登校すると、係の仕事の前にグラウンドに出てきました。先生たちが黙々と作業をしている近くに集まり、吸水、排水の作業を、自分たちで始めました。誰かに指示されたわけでもありませんでした。泥水をスポンジで押さえてバケツに絞るという作業でしたが、誰一人、嫌な顔をせずに行っていました。次第に、生徒が登校し、水たまりのまわりには多くの生徒が集まってきました。作業する生徒が増えるたびに水たまりはどんどん減っていきました。早朝曇り空だった天気は、みるみる回復し、日差しも出てきました。「これならできそうだ」という状態になっていきました。
今年度のSFは、開始を30分間遅らせましたが、無事開催することができました。当日は、大成功に終わりました。