モラルBOX日記

【東郷町立春木中学校】道徳ふりかえりシートの活用

公開日
2018/11/02
更新日
2018/11/02

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

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 本校では、「道徳ふりかえりシート」を活用しています。
1.内容を自分のこととしてとらえることができましたか。
2.まわりの人の考えを聞くことができましたか。
3.話し合ったことで自分の考えが変わりましたか。
4.これまでの自分をふりかえることができましたか。
5.学んだことや心に残ったことをこれからの生活で生かしていけそうですか。
 生徒は、以上の五つの質問に対し、「はい」から「いいえ」までの4段階から選んで〇を付けて答えます。また、「他の人の考えから学んだこと」と「今日の授業で学んだことや心に残ったこと」を記述します。
 10月には、「臓器提供意思表示カード」を教材として、命の授業を行いました。このカードの認知度を確認すると、1、2割ほどの生徒が知っていました。そこで、まず、このカードがどのようなものであるかを説明しました。その後、生徒たちは、臓器提供をするかしないかを選択し、その理由を合わせて発表し合いました。提供すると考えている生徒からは、「家族や親戚など、親しい人であれば安心できるため提供する」「健康な臓器がそこにあるのだから無駄にしないためにも、病気の人に提供したい」などの理由が発表されました。提供しないと考えている生徒からは、「亡くなるときは、その後に何事もなく静かになくなりたい」「他の人に自分のものを提供することに抵抗がある」などの理由が発表されました。また、「家族の気持ちを考えると、相談が必要だと思う」という考えも発表され、かけがえのない自他の命について、真剣に考える機会となりました。
 授業の終わりに、道徳ふりかえりシートを記述することで、感じたことや考えの変化などを書き留めることができ、考えの整理にも役立っています。