【安城市立桜林小学校】 自分との違いを知ろう〜楽しくコミュニケーションをとるために〜
- 公開日
- 2018/11/12
- 更新日
- 2018/11/12
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
6年生では、小中学生で急増しているSNS等でのトラブルに遭わないために、相手とのコミュニケーションについて考える時間を設けました。今回は、「『楽しいコミュニケーション』を考えよう! 基本編」という教材を使用しました。児童は、「すぐに返信がない」「なかなか会話が終わらない」「知らないところで自分の話題が出ている」「話をしているときにケータイ・スマホをさわっている」「自分が一緒に写っている写真を公開される」の5枚のカードを自分が嫌だなと思う順番に並べました。4人グループで並びを確認すると、一人一人一番嫌な項目が違ったり、並び順は同じでも許せないところの線引きが違ったりしていました。児童は話合いの中で、自分と友達との考えや感じ方の違いを知り、驚きの声をあげていました。
振り返りでは、お互いが楽しくコミュニケーションをとるために、「相手の気持ちを考えたい」「相手の性格を考えて、注意をしてメールやチャットをする」「友達との間でルールをつくる」「相手の嫌なことを分かろうとすることが大事」など相手との違いを認識し、相手を意識してコミュニケーションをとりたいという記述が多く見られました。
本学級では、約半数の児童がスマートフォンを持っており、約3分の1の児童がSNSを利用しています。今後も、情報モラルについて考える機会を設けたいと思います。