モラルBOX日記

【江南市立宮田小学校】いのちの授業で、心を育む

公開日
2018/11/28
更新日
2018/11/28

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

 宮田小学校では、発達段階に合わせて1年生から6年生の全ての学年で「いのちの学習」を計画・実践しています。1年生の「たいせつなからだ」についての学習から、6年生の「命を輝かせる生き方について考える」学習まで、1年間に1〜3回の学習を、担任と養護教諭によるティームティーチングの授業で実施しています。
 先日、3年生が「いのちのつながり」について学習しました。1年生で学んだ「大切な体には、『いのちのもと』がある」ということから、「いのちのもとには『似るひみつ』が入っている」ということに発展させた授業でした。
 授業後に児童が書いた感想には、「たくさんの先ぞ様からつないでもらった命を、自分もつなぎたいと思った。そのためにも,自分の健康に気をつけたい」と書いてありました。自分の命が両親、祖父母、さらに、代々続く先祖からつながった大切なものであることを確認するとともに、自分の命も友達の命も大切であることを考える時間となりました。
 さらに、3年生は3学期に「きもちのよいことば」について考える学習を予定しています。この授業では、言葉が引き起こす様々な感情に気付き、友達に対して「ちくちく言葉」ではなく、「ふわふわ言葉」を選んで、温かい言葉をかけようとする気持ちを育てることを目指します。
 このように、本校では、1年生から順に系統性をもたせ、前年度の学習に積み重ねた「いのちの学習」を進めています。自分を大切にする心を育むとともに、友達や周りの人のことを大切にしながら生活することができるようにという願いをもって、いのちの授業を実践しています。

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