【日進市立相野山小学校】福祉実践教室 5年生車いす体験
- 公開日
- 2018/12/06
- 更新日
- 2018/12/06
ちょっといい話
本校では、公開授業日に「福祉実践教室」を行っています。1年生から6年生までが福祉に関係する体験をします。講師との触れ合いや体験を通して、障害のある方への理解を深めます。
5年生は、「車いす体験」。まず、車いすの働きや人を乗せたり降ろしたりする方法を覚えました。車いすで移動するときの注意事項を聞いた後で、実際に車いすに乗る人、押す人の両方を経験しました。保護者も一緒に経験をします。マットを敷いてつくった段差や、狭い通路、曲がり角のコースを通ります。保護者を車いすに乗せて、5年生が押します。「ちゃんと押してね」「本当に大丈夫」「段差が怖いよ。気を付けて」と、子供に確認する保護者たち。楽しそうに、でも真剣に取り組む姿が見られました。最後に、車いすに乗っている方の生活について話を聞きました。
終わった後、子供たちは、「大変さが分かった」「乗ったときに怖かったから、押すときに気を付けた」「地震のときには手伝いが必要だから、助けたい」などと感じていました。子供が家に帰ってから、この「車いす体験」について、親子で語る家庭もあったそうです。実りある体験になりました。