モラルBOX日記

【豊田市立矢並小学校】 ふるさと学級

公開日
2018/12/21
更新日
2018/12/21

ちょっといい話

 本校では、地域の方々と共働して「ふるさと学級」を実施し、地域の方々に、地域で自生した竹を使った竹細工の作り方を教えていただきました。家族も協力して、低学年は「けん玉」、中学年は「スプーン」、高学年は「弓矢」を作りました。また、地区に伝わる銭太鼓を体験したり、みんなで餅をつき、おいしく、楽しく食べたりしました。地域の一員である子供たちにとって、地域の方と触れ合いは、貴重な時間となりました。
 この「ふるさと学級」の他、地域の方が講師となり、さつまいもを育て、「焼き芋会」をしたり、クラブ活動(野鳥・棒の手・お茶)でも教えていただいたりしています。
 また、低学年のたけのこ堀りや田んぼでの泥んこ遊び、5年生の米作りなど、様々な場面でたくさんの地域の方にお世話になっています。
 夏には「小夜村(コナイトソン)」という祭りが、校庭で行われ、全校児童での合唱や5・6年生による笛の演奏が披露されました。20年間交流のある熊本県天草市の子供たちも参加し、大変にぎやかな祭りとなりました。さらに、地域には、ラムサール条約に認定された矢並湿地があり、総合的な学習の時間を通して、自慢のできる地域であることや、この自然を地域の一人として守りたいという心が育っています。
 地域の方に支えられ、楽しい思い出がたくさんできる、この矢並の地区が好きだと感じることのできる子供たちは、郷土愛にあふれることと思います。今後も、地域に根づいた教育を続けていきたいと考えています。

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