【津島市立東小学校】 生き方を考える
- 公開日
- 2019/01/08
- 更新日
- 2019/01/08
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校では、12月に、社会福祉協議会の協力を得て、5年生を対象にした「福祉実践教室」と、日本財団パラリンピックサポートセンター主催(講師:永尾嘉章先生<車いす陸上メダリスト>)「あすチャレ!スクール2018」を開催しました。
福祉実践教室では、「車いす」「点字」「手話」「視覚障がい者ガイドヘルプ」「高齢者疑似体験」の五つに分かれて体験をしました。障がいがある方の困り感、サポートの在り方などについて、ふだんできない活動を通して考えることができました。
「あすチャレ!スクール2018」では、競技用車いすを使ってのスピード計測、車いすリレーなど盛り上がる体験活動をしながら、アテネパラリンピックで銅メダルを獲得された永尾先生のお話を聞くことができました。
「やってみたら意外と面白い」「応援されるよろこび、心強さ」「あきらめない気持ちの勝利」などのキーワードを中心に明るく全力でお話をしていただき、子供たちも目をキラキラ輝かせて、あっという間の2時間を過ごしました。退場時には、永尾先生とハイタッチをしながら、先生の胸に輝く本物の銅メダルを間近で見ることができ、心に残る貴重な体験をさせていただくことができました。
今後も、様々な境遇で懸命に生きる人たちからたくさんのことを感じ取り、自分自身の生き方について考える機会を積極的につくり、子供たちの心の成長を促していけるよう取り組んでいきます。
<児童の感想より>
○障がいがある人が、どうしたら生きやすくなるか、みんなが考えることが大切だと思いました。
○目が見えない人は、何が不安で、生活していて何に困るのか考えることができた。
○永尾さんが楽しく真剣に陸上をしていて、障がいがある人とそうでない人の違いは全然ないことが分かりました。
○永尾さんがけがを乗り越えた話を聞いて、僕はピンチでもチャレンジしていきたいと思いました。