モラルBOX日記

【清須市立西枇杷島中学校】「にしび花壇」に満開の花を!

公開日
2019/01/29
更新日
2019/01/29

ちょっといい話

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 本校は、校区にJR在来線、名鉄本線、名鉄犬山線の駅があり、交通の便がよく、名古屋市からとても近い中学校です。都市部に近い学校ですが、校内にはたくさんの木々や花があり、自然にあふれています。そんな本校の中庭には、「に」「し」「び」の大きな文字の花壇があります。その花壇は、「にしび花壇」と呼ばれ、生徒たちに親しまれています。どの教室からも見ることができるこの花壇は、本校のシンボルの一つです。
「にしび花壇」は、夏になると雑草で花壇の「にしび」の文字が見えなくなることがあります。そんな花壇を見て、生徒たちが「花が咲いている『にしび花壇』にしたい」という思いをもち、今年度、生徒会や園芸委員会を中心に「にしび花壇に花を咲かせよう」という取組がスタートしました。
 1学期には、清掃の時間はもちろん、授業後にボランティアを募り、雑草を抜きました。その草取りボランティアには、全校生徒の半数近くの150名ほどが参加しました。
 夏休みには、3年生の有志の生徒が、色あせていた花壇のブロックに色を塗りました。暑い中、丁寧に色塗りを行い、3色の「に」「し」「び」の文字がはっきりと見えるようになりました。
 2学期の終わりには、3年生全員が、一人二つの苗を植えました。苗を植えている表情は、とても生き生きとしていました。植えた後は、教室の窓から「にしび花壇」を見る生徒が増え、花の開花を待ちわびています。
「にしび花壇」の花は、生徒たちの思いを知っているかのように、寒さに負けず、徐々に蕾を開き始めています。3年生が卒業する頃には、「にしび花壇」の花が満開となり、卒業に花を添えてくれることでしょう。1、2年生は「にしび花壇」を含め、自分たちの学校を大切にする心を引き継いでほしいと思います。