モラルBOX日記

【豊田市立大蔵小学校】心の教育推進活動

公開日
2019/02/26
更新日
2019/02/26

心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)

1 「本との出会いを通して、豊かな心を育む子供を育てる」
 本校では、豊かな心を育てる一つとして読書活動に取り組んでいます。毎週水曜日の朝は、「読書タイム」とし、本に向かう時間を設けています。15分間、集中して読書をしています。低学年は担任による絵本の読み聞かせや紙芝居を通してお話に興味がもてるように工夫しています。
 年間12回に及ぶ地域の方々による「読み聞かせ」は、子供たちにとって楽しみな時間です。それぞれの学年や季節、行事に応じた本を紹介してくださるので、ジャンルに広がりがもて、更に本に親しむことができています。
 読書週間には、図書委員会による活動が計画されています。今年度は、「さざんか読書週間」と銘打って活動をしました。そこでは、先生からのおすすめの本の紹介や担任以外の先生の読み聞かせ、「どっさりフルーツ入れてよ読書」など、子供たちが興味を引くような内容が考えられていました。読書週間の中で、たくさんの本に親しみ、心と頭の栄養を増やすことができました。

2 「福祉実践教室での活動を通して、温かな心をもつ子供を育てる」
 本校では、2年に一度、「福祉実践教室」を開催しています。5、6年生は、「高齢者擬似体験」を行い、高齢者にはどんな大変さがあるかを知り、どんな手助けができるか考え実行できるように学習をしました。1年生から4年生は、聴覚障がいについて理解する学習をしました。身振りで伝える伝言ゲームや口話で言葉を伝えるゲームを通して、音がない不便さを実感する体験をしました。「身振り」「口話」の他に「手話」「空書き」「筆談」等、聴覚障がいのある方たちとのコミュニケーションの方法を教えていただき、これからの生活に生かそうという気持ちをもつことができました。