【春日井市立西山小学校】「事例で学ぶNetモラル」を活用した著作権についての学習
- 公開日
- 2019/02/28
- 更新日
- 2019/02/28
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
高学年になると、インターネットで情報収集をして見やすくまとめ、発表する機会が多くなります。そこで、6年生が「事例で学ぶNetモラル」を活用して、著作権について学習しました。
「著作権とは」では、どんなものに著作権があるのかを学びました。自分や友達の作品にまで著作権があることには驚いた様子でした。
「著作権を守る」では、相手への被害や自身への損害賠償請求など、著作権を侵害したときに起こる様々な問題を知り、作った人の立場に立って考えることの大切さに気付きました。
「著作物を使うとき」では、引用の方法や出典の示し方、私的使用のための複製が許されていることなどを知りました。「厳しいけれど、許可があれば使えるので安心した」「知らないうちに違反をしてしまいそうで怖い」「自分が作品をつくるときには気を付けよう」などの意見があり、著作権についての意識が高まりました。
学級の7割近くの児童が、家でパソコンを自由に使える状況にあり、そのほとんどが、使用のルールを家庭で明確に決めていないとのことでした。改めて情報モラル教育について、学校が果たすべき役割の重要性を実感する実践となりました。