モラルBOX日記

【みよし市立三好中学校】地域とともに レッツ!チャレンジ!〜地域版HAPPYプロジェクト〜

公開日
2019/04/08
更新日
2019/04/08

ちょっといい話

 本校では、人との関わりを大切にし、チャレンジできる生徒の育成を目指している。生徒会活動や委員会活動は、「生徒議会→学級審議→生徒総会」の過程を経て、生徒の承認を受けて実施される。本年度は、生徒会提案による「地域版HAPPYプロジェクト」が実施された。昨年度まで実施していた、校内の生徒間において互いのよさをメッセージにして伝え合っていた活動の「地域版」である。
 生徒たちは、クラブ活動や資源回収活動などにおける地域の人たちとの関わりの中で、自分たちの生活や成長が支えられていることに気付いてきた。その中で、より地域の人たちに感謝を伝え、また、三好中学校区全体を互いによさを認め合える温かな地域にしていきたいという思いを抱いた。そこで、生徒会より提案されたのが「地域版HAPPYプロジェクト」である。生徒が地域の児童館や交流館に出向いて活動の目的を説明し、「HAPPYプロジェクト」で使用するメッセージカードと回収箱を設置させていただいた。
 メッセージカードを回収し、掲示を作成していると、地域住民と中学生の間の感謝の伝え合いだけでなく、「いつも御飯をつくってくれてありがとう」など家族間での感謝の言葉や、「中学生の活動(地域版HAPPY)を見て中学校へ行くことが楽しみになった」という小学生からの言葉に出会った。提案した生徒は、自分が想像しなかった多くのメッセージに出会い、地域の温かさや家族間の愛情の深さをかみしめているようであった。
 昨年度までの活動を基に、生徒が自分から新しい企画にチャレンジしたことで、地域との関わり方の新たな可能性を見つけた達成感と、これまで気づかなかった地域や家族のあたたかさに気付き、生徒の心が耕される機会となった。
 次年度以降も、人との関わりを大切にし、チャレンジできる生徒を支援していきたい。

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