【春日井市立神屋小学校】 ツバメ調査
- 公開日
- 2019/06/05
- 更新日
- 2019/06/05
道徳科の授業実践(モラルBOX掲載用)
本校の校舎の渡り廊下には、毎年、ツバメが巣を作ります。また、4年生は、毎年5月下旬の総合的な学習の時間に、「つばめ調査実行委員会」の皆さんの指導のもと、校区の「ツバメ調査」を行うなど、ツバメはとても身近に感じる環境にあります。
動物や自然を大切にする気持ちを高めてから「ツバメ調査」を行うために、調査の直前に、道徳科で「いのちをつなぐ岬」を教材に授業を実践しました。
この教材は、日本で最も北にあるウミガメの大産卵地である、静岡県御前崎市の保護活動に取り組む人々の思いや様子を通して、自然愛護について考える内容です。
導入では、命をつなぐ意味を問うことで、生命の連続性や生きることの使命に気付かせました。
その後、保護監視員や子ガメを飼育・観察する地元小学生の気持ちを考えることによって、子ガメに対しての愛情、願い、思いやりを感じとることができました。そして、「ウミガメの存在は、神屋小学校のツバメだ」との声も聞こえてきました。
最後に、「命をつないでいくために大切なことは何か」と問いかけました。「責任・愛情をもって育てる」「自然を大切にして、暮らしやすい環境を整える」「ポイ捨てをしない」「勝手にエサを与えない」「ストレスを与えずに、見守ることが大切」などの発言がありました。
今後の「ツバメ調査」の際にも、自然を大切にする気持ちや、動植物への愛情をもって、取り組んでほしいと思います。