【弥富市立白鳥小学校】 異学年で心の交流を
- 公開日
- 2019/06/27
- 更新日
- 2019/06/27
心の教育推進活動(モラルBOX掲載用)
本校は、異学年交流を盛んに行っています。
一つ目は、運動会を中心として活動する縦割り班です。八つの班に分かれ、6年生のリーダーが、1年生から5年生をまとめていきます。
二つ目は、発達段階に合わせた低、中、高学年内でのペア活動です。低学年では、学校探検など、2年生が1年生に学校のことを教えたり、生活をリードしたりしています。中学年では、レクリエーションを合同で行うなど、年齢の近い児童が合同で活動することにより大きな盛り上がりを見せています。高学年は、6年生が5年生に修学旅行の報告会をしたり、年度末に引継ぎ式を行うことにより、最高学年としての心得を自分たちも確認しながら、5年生に伝授しています。
三つ目は、1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生の組合わせによるペア活動です。 運動会での競技もあり、保護者から「見ていてほのぼのします」といった意見も寄せられています。
また、昨年度、新たに試みた交流がありました。海抜0メートル地帯の本校では、地震の避難訓練の際、津波対策として、屋上に上がります。そこに、保育所の幼児も参加するというものでした。一時避難を運動場で行った後、6年生が幼児を校門まで迎えに行き、手をつないで屋上まで上りました。6年生は優しく声をかけながら転ばないように誘導して二次避難をしました。その後、幼児と来年度6年生になる5年生が、一緒に遊んで交流を深めました。また、保育所まで5年生が手をつないで送り届けることも行いました。合同避難訓練を通して、小学校と保育所との連携を深めながら、児童と幼児の心の交流を深めることができました。