【東郷町立春木中学校】 携帯スマホ安全教室
- 公開日
- 2019/07/22
- 更新日
- 2019/07/22
情報モラル教育実践(モラルBOX掲載用)
現在、中学生の多くの生徒が、スマートフォンをはじめとする携帯電話などの端末を所有している。その結果、無料通信アプリ上でトラブルが起きたり、SNSに危険な投稿をしてしまったりするなど、深刻な被害を招いてしまうことが起きている。
こうした事態を防ぐため、本校では、携帯電話会社から講師を招いて、1・2年生を対象に、「携帯スマホ安全教室」を開いている。この講座では、「端末機器における個人情報の扱い方」「アプリを使う際の危険性」「SNSに投稿する際の注意点」など、中学生が知っておくとよい情報を、動画などを交えて分かりやすく説明してもらうことができる。
講座の中で紹介された内容は以下の通りである。
1 SNSに投稿された写真からは、想像以上に情報が読み取られ、個人が特定されることがある。
2 SNSやコミュニケーションアプリなどで知り合った人は、本当に信用できる人か分からないので、安易に会ったり写真を送ったりしない。
3 「面白い」と思って投稿した記事や写真が問題となり、炎上して、今後の人生に大きく影響したり、損害賠償の請求をされたりすることがある。
4 文字だけのやりとりでは誤解が生じやすく、自分の気持ちが相手に正しく伝わらないことがある。
5 スマートフォンの使いすぎで、学習や健康に影響が出ることがある。
6 歩きながら、又は自転車などの乗り物に乗りながらの使用で、周りの人にけがをさせてしまう危険性がある。
インターネット上では、一度の誤った行いが取り返しの付かない事態を招き、その記録が永久に残ってしまうことがある。多くの生徒が真剣に話を聞き、事後の感想では、SNSなどの扱いには、十分気を付けようとしていることが書かれ、意義のあるものとなった。